家族信託専門士研修に参加しました

こんにちは。岸和田事務所の橋本です。

 

この度、一般社団法人家族信託普及協会が主催する「家族信託専門士」研修に参加してきました。

 

家族信託専門士は、お客様からの要望を受け、信託組成が適切かどうかの判断をし、信託スキームの立案や信託契約書の作成等の役割を担うのですが、そのスキルを磨くための研修でした。

 

研修の率直な感想ですが、一言「きつかった!」

何が大変かというと、お客様の要望に応える信託スキームに正解がないのです。

登記手続にはいつも正解があるのに・・・と困惑しながらの2日間でした。

 

結局、何が正解で何がゴールなの?

その問に対して研修で学んだことは、「家族信託」とは何か?を考えることでした。

「家族信託」とはお客様の「想い」や「願い」を信頼できる「家族」に託すことであり、その目的を達成することがゴールである。

それでは、どういう状況になればゴールと言えるのか?

それはお客様が家族信託を組成したことで「納得」「安心」できたかどうかでいいんじゃないの?ってことでした。

最後に抽象的な答えになってしまうあたりが、「家族信託」というクリエイティブな仕事の醍醐味なのかもしれませんね。

 

研修に参加すれば実務的なスキルアップ以外にも、他士業の先生方との交流もあり、日常の業務では得られない刺激や経験を得ることができるというメリットもあります。

 

皆さんもC-firstの一員となって各種研修へ参加してみませんか?

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